アルカネット

アルカネットはヨーロッパから西アジアに広く分布ている、小さな青紫色の花をつけるハーブです。特徴は全体に生えた白い毛で、6月から10月ごろ道端などに生えます。日本ではあまりなじみのないハーブですが、エジプトの時代から染料として使われてきました。花は勿忘草ににた可憐な花ですが、根は人参のように太く、根をアルコールと混ぜることで赤や桃褐色の染料をとることができます。学名はアンチューサといいますが、これは紅という意味で、花の色ではなく染料としての色が由来になっていることがわかります。花はムスクのような甘い香りで、切り花や花壇、鉢植えとしても楽しめます。香りがよいので花をポプリとして使うこともあります。花を砂糖がけにしてお菓子の飾りに使うこともあるようですが、毒性のあるアルカネットもあり、食用や薬用には適していません。また、アルカネットやアルカネットの仲間はそれぞれ染料となるものの、色あせるのが早いため、発色、色持ちともにともによい染料が数多く開発されている現代では染料としてはあまり実用されていないようです。ガーデニングで楽しむのが現在では主流のようです。

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